「スカートの上の世界◆1」


ご無沙汰してしまいました。
仕事と暮らしに追われておりました。

6月は自分の誕生日も友達たちの誕生日もある月だったのに、
カレンダー無しになってしまって。
(6月はお仕事で来年のカレンダーを集中して描いておりました。)

7月もはんぶん残すところとなりまして
夏のカレンダーになりました。


この絵は(も)、シーモアの刺繍になります。
こんなふうに、バッグに仕立てようと思って描いたデザイン画です。
(花など、前に作って気に入ってる図柄をまた使っています。)
刺繍のための絵を描くことも、少しずつ少しずつ分かってきました。

姉と私の裁縫技術がおぼつかないので
バッグに仕立てるなどというのは無謀なのですが・・・!

母がOLの頃(!)銀座で一目ぼれして買ったバッグのような
がまぐち型でチェーンのハンドルがついた
可愛らしいバッグをどうしても作りたくて。

まずはいろんな絵柄を考えてみようと思っています。

◆◆◆

先日、大叔母の命日で、生まれ育ったまちへお墓参りに行きました。
近いけど遠い場所。
お墓参りでしか行かなくなってしまった(笑)

洋服を作る仕事をしていた大叔母。
この季節になるといつもよりたくさん、洋服が描きたくなります。
もともと洋服も、布やボタンや裁縫道具も大好きで描くのも好きなのだけど。


大好きだった大叔母との、
果たせなかった小さな約束を思い出して胸が痛みます。

後悔や、寂しさや、せつない気持ちばかりが増え
大切なもの、美しい時間、懐かしい場所は失っていくばかりです。


それでも、ものを作るということは、過去と未来をつないでくれて
そこに灯りをともしてくれるのです。


2019.7.17
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