「おー。おまえやっと来たけ。
もーにんぐ珈琲としゃれこむか?」
「えええええええ。なにこれ、なにここ、
えええ?喫茶ウカウカ!?なにー?どういうことー?
責任者呼んでよー責任者ー。」
「ほったらこと言って、ばっかだなあおまえはほんとに。
喫茶ウカウカちゅーからにゃあ、
ワシがオーナーに決まってるんだったらぺ。」
「え・・・・おっさん・・・ウカウカっていうの・・・(やっぱ可愛いのね)」
「おまえ紳士に向かっておっさんとは・・・・
まあええけ。
ちょっくら待たせちまったもんなあ。
ほれ、珈琲のんでいけ。
おまえの世界が、ががらりとかわるに違いないこの一杯。
衝撃の出会いになること間違いないんだったらぺ。」
そうして女の子は、喫茶ウカウカでの初めての珈琲を飲んだんだ。